高い天井が開放的!倉庫や蔵をリノベーションした住まい3軒

Y. Y. Y. Y.
築100年を超える雨屋の改修, STUDIO POH STUDIO POH Salas de estilo clásico
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もともと倉庫や蔵だった建物をリノベーションした家というと、まず思い浮かぶのが、ブルックリンスタイル。コンクリートの壁や配管がむき出しになっていたり、裸電球を無造作に吊るしたりと、スタイリッシュですね。けれど、倉庫や蔵のリノベーションの魅力はそれに止まりません。

雨屋の改修

築100年を超える雨屋の改修, STUDIO POH STUDIO POH Casas de estilo clásico

もともとは養蚕のための雨屋だったものを、リノベーションしたこちらのお住まい。二層の大きな瓦屋根が印象的ですね。家族や土地の記憶を残したい、というクライアントの想いが、宇都宮の建築家、STUDIO POHが叶えられました。築100年以上になるこの建物は、ねじれや傾きなどの経年美を生かしつつも、現代の生活スタイルに合わせた快適な住まいに。耐震性や断熱性を確保し、無理なく住み続けられます。大きな瓦屋根に守られた室内から溢れる光が温かそうですね。

経年美を誇る木材

築100年を超える雨屋の改修, STUDIO POH STUDIO POH Salas de estilo clásico

外観に劣らず、内装も立派ですね。経年により歪んだ太い梁が、滑らかな曲線を描き、観る者を安らかな気持ちにさせてくれます。そして何と言っても、この高い天井!天井が高いと、室内もさらに広く見え、開放的ですね。上部に溜まる暖かい空気は床下に送り込まれる仕組みになっており、足元から温まります。そして倉庫というと暗いイメージですが、不足する光量を電動トップライトにより補われているので、とても明るい室内に。古き良きものを生かしつつ、快適な暮らしを約束する家。家族や地域を大切に想う気持ちが溢れた空間です。

養老の家

AIRHOUSE DESIGN OFFICEが改修工事を行ったのは、岐阜県、養老町にある倉庫。倉庫という大空間を活かした住まいは広々としていて、開放感に満ち溢れています。室内は間仕切りを設けず、オープンスプランに設計されているので、巨大な空間がさらに大きく見えますね。高い天井が、住まいをさらに特別なものに仕上げています。奥のボックス型の内部には、バスルームやベッドルームのようなプライベートな機能が内蔵されており、その上は子供たちのためのベッドルームです。

大きなキッチン

別の角度から見てみましょう。ボックス型の部屋から伸びる階段は、室内の壁や天井に合わせ白く、軽い雰囲気で造られているので、空間の中心部に位置するとは言え、視界の妨げになりません。奥に見えるのは、大きなキッチン。料理好きのクライアントご夫婦のために造られました。これだけのキッチンスペースがあると、夫婦と子供たちみんなで調理を愉しむことができますね。ミニマルで生活感のない、洗練された空間ですが、温かみを感じるのは、家族の気配をいつも感じられるような造りだからでしょう。

雑木林の家

その昔、造り酒屋を営んでおられたクライアントのご実家の倉庫を、ガラス工房兼用の週末住宅にリノベーションされた例がこちら。既存のレンガ壁が利用されていますが、建物の外観を見てみると、まるでヨーロッパの家のような印象を受けますね。周囲も緑豊かな土地という、贅沢な立地です。 

写真:佐藤二郎(ジェイクス)

落ちついた雰囲気の室内

室内を見てみましょう。こちらもどこかヨーロッパの民家を思い出させる雰囲気ですね。高い天井は既存の構造が残され、ダイナミックな造り愉しめます。むき出しのレンガは、ラスティックなイメージで、その前に備えられたマキストーブとの相性も最高ですね。落ちついた雰囲気の室内で、クライアントは週末の穏やかな時を過ごされていることでしょう。有限会社 エイチエム建築企画室がリノベーションを手掛けまし

写真:佐藤二郎(ジェイクス)

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