スタイリッシュなベッドルームを作るには？

どんなにスタイリッシュにコーディネートしても寝心地の悪いベッドを毎日使っているとリラックスができないどころか身体に不調が出てくる危険性もあります。ベッドルームをコーディネートするとき、まず考えなければならないのはベッドマット。少し予算を上乗せしても上質なベッドマットを買うことをお勧めします。写真のベッドはボックススプリングベッドです。ホテルなどで使われることも多いこのタイプのベッドは下のボトムにもスプリングが入っています。この部分には荷重を分散する役目があり、ベッドマットの耐久性も高めます。旅行先のホテルのベッドだとよく眠れる・・・という方はご自宅のベッドを一度チェックしてみるといいかもしれません。

ベッドルームの照明には少し気を付ける必要があります。明るすぎるとメラトニンの分泌が抑えられて良い眠りにつけません。でもベッドの中で本を読んだり、考え事をしたり、少しだけ明かりが欲しいところ。でも、人にはそれぞれ快適と思える明るさがあるので、調光のできるタイプのスタンドライトをお勧めします。これならば隣に寝ている人を起こすことなく自分の好きな明るさに調節することができます。

色の効果は意外と大きいということをご存知ですか？暖色系のグレーや茶色を部屋に取り入れるとリラックスできると言われています。それゆえ、落ち着いた眠りのための空間には少し明度を抑えた色を使うといいでしょう。ただし、そのような色だけでは暗すぎるのでスタイリッシュなベッドルームにするにはポイントカラーを取り入れることをお勧めします。例えば写真のベッドルームは壁の一部を黄みがかったグレーにし、ラグにも落ち着いた色を選んでいます。そこにオレンジ色のポイントカラーを使うことでおしゃれな空間になっています。壁の色は簡単に変えられないという方は、カーテンに落ち着いた色を使ってみるといいでしょう。

ベッドルームをスタイリッシュにコーディネートするには頼れる収納場所が必要です。物が散らかっていてはせっかくのおしゃれな空間が台無しです。こちらのクローゼットは引き戸なので部屋をすっきり見せることができますし、狭い場所でも使えます。さらにクローゼットの中に写真のようなアクセサリーが収納できる扉が付いています。重ねてしまうと探しづらいスカーフなどはこのような収納場所があると便利ですね。

スタイリッシュなベッドルームには素敵なベッドリネンを選んであげましょう。無難なモノトーンの物もいいですが手軽に変化を楽しめるベッドリネンで今までとは違うイメージに挑戦することもできます。そこでお勧めなのはストライプ。写真の布団カバーは微妙に間隔の違うストライプですが、すっきりしすぎた空間を生き生きと見せる効果があります。

大きな開口から差し込む太陽の光はスタイリッシュなベッドルームをさらに輝かせます。外の気配を気にしなくていい場所ではカーテンも付けず、太陽とともに起きるという生活が楽しめます。夜はベッドの中から真っ暗な星空を眺める・・・そんな素敵な演出も可能にしてくれます。

こちらは北海道にある株式会社大雪木工のドレッサーです。鏡の部分を閉めれば小さな机としても機能します。深めの引き出しはヘアケア製品や高さのあるボトルも問題なく収納できます。ナチュラルな木のぬくもりのある家具はいろいろありますが、スタイリッシュなベッドルームにはデザインもこだわって選びたいですね。