クリスマスデコレーションで暗い季節も明るく暮らそう

クリスマスに人を招いてお食事会をされるという方もいらっしゃると思いますが、テーブルセッティングはどうされていますか？ちょっとした工夫を加えることで、特別感がアップします。こちらのダイニングでは、オレンジを基調としたカラーコーディネートがされています。クリスマスというと赤と緑、という固定概念がある方には新鮮なのでは？飾りにもスライスされたドライオレンジやオレンジのろうそく、松ぼっくりなどを組み合わせることで、季節感が出てきます。

クリスマスデコレーションは、私たち日本人の生活の中にもすっかり浸透して久しいものですが、皆さんのお宅ではどういった飾りがいつも登場していますか？小さなお子さんがあるご家庭ではツリーを出して！とせがまれることもあるかもしれませんが、一人暮らしやご夫婦だけのお宅では、それほど大がかりな飾りはしないかもしれませんね。ヨーロッパでは、9月を過ぎるとお店の品ぞろえにクリスマスの気配が感じられるようになり、11月にはクリスマスデコレーションがあちこちで見られ、1月の始めまで続くため、デコレーションにもこだわりが感じられます。彼らのワザ、盗んでみませんか？

大がかりなデコレーションはしたくないけれど、多少の飾りは欲しい、という方におすすめなのがこちらのようなスタイル。ツリーの代わりに上がすぼんだ梯子を使って、飾りを吊るしています。色合いも白やグレー、シルバーなどのシックな色合いでおさえているため、シンプルで素朴でありながらも個性的な飾りとなっています。小ぢんまりと絡まるケーブルライトが、このミニマルなかわいさを縁取っています。

一人暮らしのコンパクトなお宅ならば、大がかりな飾りは無理、と最初から諦められているかもしれません。でも、クリスマスデコレーションは必ずしも大がかりな物であるとは言い切れません。例えばこちらのような小さなキャンドルスタンド。赤と白のギンガムチェックのリボンを結び付けるだけで、クリスマス感がアップします。いつもの照明を使わずに、あたたかなろうそくの明かりで寛いでみては？ホットワインやココアをお供にすると、自宅でヨーロッパ気分が味わえるはずです。

千葉の株式会社スタジオ・チッタの手がけたこちらのお宅は、白を意味するBlancと名づけられていますが、文字通り白を基調とした内装で、白いレンガの構造が見える壁に濃い色の木の梁がとても印象的な造りとなっています。インテリアもシックに落ち着いた色合いでまとめられていますが、そこをひっそりと彩っているのがツリーとリース。ベースが白なので、カラフルな飾りがより一層鮮やかに映えます。絶妙なカラーコーディネーションですね。

ツリーやリースは用意するのが手間、でも少しはお祝い気分を出してみたい、という方ならば、こちらのようなアイデアはお気に召すのでは？壁に描かれているトナカイは、剥がせるウォールステッカー。角にツリー用の飾りがぶら下がっている様子は、とても個性的でかわいらしいですよね。ダイニングテーブル横に座を占めていて、パーティにもひっそりと参加しているかのようでほほえましい！家具とカーテンとの色合わせもクリスマスにぴったりで素敵です。