2018年のインテリアのトレンドはWABI-SABI？

2018年はプラントの緑をふんだんに活かしたEarthなインテリアが人気になりそうです。ボーホテイストが進化した形で広がったこちらのスタイル。簡単に言えば、深いグリーンのファブリックや、アニマル柄の小物やオブジェに無垢材を合わせたジャングルをイメージしたようなインテリアです。家具などはパイン材というよりはチークなどのダークで存在感があるタイプをチョイスしますと落ち着いた仕上がりになります。更にスウェード素材などをプラスすると高級感のある演出が可能です。

ジオメトリックのパターンは欧州では2016年から既に注目されていましたが、日本国内においては2018年のインテリアトレンドアイテムとして各メーカーが既に採用しはじめているようです。来年は今年よりも更にDIYerの人口が高まるとみられておりますので、グッズも益々手に入りやすくなると思われます。お気に入りの幾何学模様のウォ－ルペーパーを見つけて是非、リビングルームの模様替えなどを楽しんでみてはいかがでしょうか？

2018年のインテリアのトレンドワードとして、ワビサビが挙がっています。フランスのインテリア関連のメディアなどでは、WABI-SABIの定義を不完全な美と捉えています。例えば敢えてムラ塗りした壁の美しさだとか、真新しい隙も無いパーフェクトなデコレーションではなく、アンバランスとも思えるマッチングの偶然が生み出すデザイン性などが、2018年の注目すべくトレンドになると発表しています。

又、2018年のインテリアのトレンドカラーの１つとしてボルドーがあります。それにあわせて秋の紅葉時に見られる木々や葉を思わせる深い色合いもトレンドの兆しです。各国のインテリア雑誌の2018年のトレンド予想は暖かみがあり、重厚な印象を与えるカラーセレクトでのデコレーションが目立ちます。更にホワイトというよりは、オフホワイトやベージュ。鮮やかな空の青というよりはミントブルーや、ダークブルーといった濁り感があるカラーの使用が主になりそうです。インテリアコーディネーターが頼る定番色、灰色におおいてもブルーグレーか少し黄ばみかかったグレーが人気となりそうです。

そして2018年のインテリアのトレンドは何よりもMinimalismと言えると思います。専門家が昨今の自然災害の多さや被害の大きさからのダメージがこの現象を生んでいるのでは？と分析しています。余分な所有物が避難時に邪魔になってしまうというシンプルな理由と、プロダクトをプロデュースする際に発生する環境破壊に及ぼす悪影響を考慮し、モノを増やさずにミニマムに暮らしをまとめようとする若者が増えているのであろうと言われています。

【2018年のトレンドについては、こちらの記事で紹介しています】

 ※ インテリアトレンド2018年の傾向は？

2017年のトレンドはこちらの記事で紹介しています！

2017年のインテリアトレンドまとめ