壁面収納を上手に使おう

Aya F. Aya F.
旅の思い出を飾る壁面収納, 株式会社スタイル工房 株式会社スタイル工房
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壁面収納は、そのデザインによっては空間をすっきりと見せつつもたくさんの物を収納できるという優れもの。据え置き型の棚の場合、その大きさによっては空間の凹凸があちこちにできてしまい、圧迫感を感じがち。過ごしやすく片付いた部屋づくりのためにも、壁面収納を取り入れてみてはいかがでしょうか?今回は、壁に設置するタイプの収納棚にフォーカスを当てて、いろんなデザインのものをご紹介していきます。

壁面収納でおしゃれかつ機能的に

壁面収納と聞いて、皆さんはどんなイメージを持たれますか?壁に穴をあけたりする印象があるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。最初にご紹介するこちらのリビングでは、空間の二辺をL字型に棚が造作されています。天井に届くほどとはいきませんが、壁面のほとんどを覆う大きさ。テレビがすっぽりと入るサイズの棚もあり、とにかく大容量の収納ができるのがいいですよね。扉の無い棚であるため、ディスプレイにもこだわりを持つ必要がありますが、詰め込みすぎなければOK!

壁面をくまなく使う!

文字通り壁をくまなく使った壁面収納とよべそうなのがこちらの棚。東京の建築家・高田博章建築設計の手がけたリノベーション物件の一角ですが、明るい色合いのフローリングに真っ白の棚が映えています。棚はご覧の通り置くと手前との二重構造となっており、普通の格子と斜め格子が組み合わされているため、見た目にもとてもおしゃれです。収納できるスペースもたっぷりあって、物の置き方一つにもこだわりたくなりますね。

よく使う小物の置き場として

壁を使った収納は、必ずしも大きなものばかりではありません。例えばこちらでは、よく使う小物などがガラス瓶に詰められて、小さな棚に並べられています。その下にはフックが壁に直接設置されており、ハサミなどの小物が取り出しやすく収納。必要なものがすぐさま見つけられて、手に取ることができるのが大きな魅力です。このように、頻繁に必要になるものが見つけやすく収められていると使い勝手もよくて便利ですね。

スマートに小物を収めて

ちょっとしたものをスマートに収めておきたい、という場合には、こちらのようなコンパクトサイズの壁掛け棚を取り入れるのがおすすめ。横長で扉付きであるため、中の物が見えず、すっきりとした印象になります。最近では、これよりも幅が狭いものであれば、画鋲やタッカーのようなもので、壁に穴をあけることなく設置できる棚が出回っています。賃貸などで壁の傷を気にされる方にはありがたいデザインですね。

デザイン性を楽しむ?

代わってこちらのお宅では、壁面収納、といっても、どちらかというとデザイン性を楽しむようなつくりのもの。古いマンションをリノベーションしたこちらの物件は、福岡の建築家・Nano Architectsの手によるもの。画面奥の壁には細長いスリット状の穴が穿たれており、底の部分に板がはめ込まれているため、物を置くことができそうですが、左手前に立てられた流木のオブジェのように、デザインとしての棚といった雰囲気です。

Photo: Yasunori Hidaka

実用かつデコレーションの場としても

壁に物を収納しようとする場合、必ずしも大きな棚である必要はありません。こちらは、玄関横に設置されたすのこ状の小物ラック。出かけるときに持っていくバッグやストール、防止などといった小物をまとめておけるため、忘れ物を防ぐことができそうです。造りとしてもシンプルで、すのこに色を付け、壁に設置して横板にS字フックを掛けただけ。ぶきっちょさんでもDIYにチャレンジできそうですよね。ぜひ真似してみてはいかがでしょうか。

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