住宅を検討する際、一番に考えるのは「どんなプランの住まいにしたいか」ということではないでしょうか。動線や必要な空間など、機能的なことはもちろん大切です。さらに、建築家ならではの+αのアイデアを加えられたらさらに面白さや自分の家への愛着もアップするでしょう。今回ご紹介するのは、アイデア豊富な10の家。持ち家を考えたらぜひ参考にしたい住まいを見てみましょう!
吉田裕一建築設計事務所の手がけたこちらの家は、もともとオフィス用の物件だったビルの2室を住居にリノベーションした住まいです。住居としての機能を配置するのはもちろん、多目的に使える場所を大きく確保しています。部屋として間仕切りを作るのではなく、可動式の扉を使いコンパクトで効率の良いプランニングがなされています。
FLAT HOUSEの手がけたこちらの家は、東京の旗竿敷地に建てられた店舗併用住宅です。当初より、一部をクッキー屋さんにしたいとの要望がありました。敷地が限られている中ではあったものの、スキップフロアや素材の工夫でユニークかつ未来的な建物に仕上がっています。
山本嘉寛建築設計事務所 YYAAの手がけたこちらの家は、大正時代に建築された住宅のリノベーション。何度か改修された後に空き家になっていました。現代の法規に則った際の比較をし、建て替えではなくリノベーションをすることに。町屋の趣を生かし、現代の住宅では実現できない風情ある住まいとなりました。
柳瀬真澄建築設計工房の手がけたこちらの家は、池や緑地を望む環境にある住まいです。まるで寮のホールのような、共用の空間が核となり、さらに恵まれた自然と一体となれるような暮らしをイメージされていました。池の水面を眺めながら、自然と家族がリビングに集まり心地よい時間を過ごせる住まいに仕上がっています。
一級建築士事務所HAUSの手がけたこちらの家は、ファサード形状がユニークな住宅です。敷地が広く、必要なスペースのみを考慮した場合敷地と住宅がアンバランスになりそうなケースを、住宅の形状の工夫で面白いプランが生まれました。視覚的な広がりを感じ、木目の印象的な素材を使ったインテリア。温かみがありつつ、モダンな空間の住まいです。
一級建築士事務所 笹尾徹建築設計事務所の手がけたこちらの家は、まるで宙に浮いたような空間が印象的な住まいです。スキップフロアをベースに、高さを巧みに生かしながら子供達が楽しめる要素がたくさん詰まったプランです。半分ずれた高さの子供部屋や、吹き抜けのダイナミックさなど、家のどこにいてもワクワクする気持ちを持てる住まいとなりました。
タイコーアーキテクトの手がけたこちらの家は、建築家のショールームとして生まれた建物です。密集した都市部の中で、いかに快適で住み良い家ができるかを再現した室内。マイナス条件が揃いやすい都市部でも、自然の力やプランによってどんな快適な住まいが実現できるかを感じられるショールームはぜひ訪れたい場所です。
DYGSAの手がけたこちらの家は、広島県の絶景の広がる丘に建つ週末住宅。豊かな自然が広がる場所で、自然に身を置けるような住まいがプラン二ングされています。広い土間は室内でも外のような使い方ができ、大開口のサッシを開けると外部と一体になるように風が通ります。セカンドハウスとしての暮らしの楽しみが詰まっている住まいです。
キリコ設計事務所の手がけたこちらの家は、高知県の太平洋を眼下に見渡す場所にある住まいです。素晴らしい景色に一目惚れし、敷地を購入されました。住まい手が望んでいるのは、退職後にゆっくりと趣味の時間を過ごせる住まい。恵まれた景色と自然に包まれながら、愛犬とご夫婦二人が終わりの棲家として快適にくつろげる住まいがデザインされました。
藤井伸介建築設計室の手がけたこちらの家は、吹き抜けいっぱいの本棚が印象的な住まいです。本好きにとっては、本に囲まれて暮らしたい… という思いを叶えるような家。半階上がると、ラウンジのようにくつろげる空間もあります。いつでも本が身近にある、まるで図書館のような住まいです。